Residence | 22.05
南面道路に面して住居やアパートが立ち並ぶ一画に今回の住宅は計画された。
間口7.9m奥行17mの敷地は、真向かいに小学校が控えてり、この先も風景が大きく変わることはない。
2階リビングと広めのデッキという施主からの要望を実現するために1階をプライベート空間、2階を共有空間とした。奥行きのある敷地形状を平面計画にも落し込み、1階、2階共にシンプルなストレートの動線計画している。建物正面にデッキテラスを設け、木製スクリーンでファサードを覆い、建物から迫り出させた。
木製スクリーンとデッキという緩衝帯を建物全面側に設けることにより、通学路にもなる前面道路からのプライバシーを確保しながら光や風を、室内まで十分取り込むことができる空間とした。