家族とごはん
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二世帯住宅の生活で出来たゆとり

おじいちゃん・おばあちゃん・お父さん・お母さん・お姉ちゃん・弟くんでの 6人の生活は、二世帯住宅が完成してから始まった。 同居の意思を伝えたのは、若夫婦からで、それが嬉しかったとおばあちゃんは 教えてくれた。 日中、若夫婦は働いているため、お姉ちゃんが学校から帰ってきた時に 「ただいま」が言えて、「おかえり」が返ってくるように…と。 保育園に通う弟くんは、お迎えに行ったおじいちゃんと一緒に帰ってくる。 両親が帰宅するまでは、外で遊んだり、覚え始めのひらがなの練習をして おじいちゃんとおばあちゃんと過ごす。おじいちゃんは、お孫さんとの こんな日常をこれからの楽しみにしている。

新しい生活はそれぞれの役割が自然と決まってきている。 お父さんは積極的に家事をやってくれるようになり、子供達は 親世帯と子世帯を自由に行き来し、沢山の優しさに触れている。 お母さんはお姉ちゃんの好きな花や野菜を一緒に育てようと計画中だ。 時々ある6人で食卓を囲む風景。話題の中心は、もちろん子供達。 少しずつ成長していく子供達の様子を共有するように会話が交わされていく。 就寝は、子世帯4人横に並び、その日あったことを話しながら眠りにつく。 家族にとっては、ゆっくりとコミュニケーションが取れる大切な時間となっている。

この6人が大切にしているのは、自分の時間も家族との時間も楽しみ 平穏無事に過ごすこと。 子供の成長と共に関わり方は変化していってもこの思いは変わらない。

編集長:佐藤靖久  副編集長:馬場雄樹
文・撮影:岡田里美  構 成:杉山健一郎