NIT新潟工科専門学校

2006年6月26日




学生を一堂に集め、各校が高校生を対象にPRを行うイベントに出展するためのブースデザインである。ここでのプログラムは、目立つ、オシャレに、高校生にも分かりやすく、さらに面積に大幅な制約があった。
 ここでのアイデアは、1/1のスケールで、飛び出す絵本のシステムのようにテーブルと椅子を含む部屋が一瞬にして出現するというものだった。そもそも立体(3次元)は、まずは平面(2次元)の状態で検討された結果、立体として作られることがほとんどだ。飛び出す絵本は、紙に切り込みと折れ目をつけて畳むだけの動作で立体を出現させる。実は、極めて建築的な成り立ちをしていることに着目したのである。たったこれだけの動作で空間が成り立つということは、建築を学ぼうとする学生には良いPRになると考えた。このアイデアは、材料や、可動部分の仕組みに検討課題は残るものの、将来的には折り畳みのテーブルや、椅子、さらには本物の空間としても応用できる可能性を秘めているようだ。
 色は仮設的で抽象的な状態を強調するためすべての素材を白色で統一。照明さえも2次元のフラットな状態に溶け込み、明かりの輪郭だけが浮かび上がる。ついたて(パーティション)の1枚で領域を感ずることの出来る日本人。このブースも日本的であるといえる。














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